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STORY 32

酒をつくる福寿蔵の先に、買う、食べる、文化に触れる場所が続く。神戸酒心館を、酒が完成したあとの時間まで受け持つ酒蔵として見る。

酒をつくる。

瓶に詰める。

蔵から送り出す。

酒蔵の仕事は、そこで終わる?

神戸酒心館には、四つの蔵がある。

最初は福寿蔵。ここで酒をつくる。

酒ができたら、次は東明蔵。蔵元限定の酒や食品、菓子が並び、二十年以上続く生酒の量り売りもある。

同じ酒が、つくられるものから、選んで持ち帰るものへ変わる。

その先には、蔵の料亭「さかばやし」がある。

地元の旬菜、自家製豆富、蕎麦と一緒に、酒を味わう場所。個室のテーブルには、震災で倒壊した蔵の赤松材や、酒槽に使われていた榧の木も再利用されているという。

酒だけが、蔵から出てきたのではない。

酒をつくっていた木まで、食事の場所へ移っている。

日本酒とお猪口、豆腐、蕎麦を並べた、ラフな水彩イラスト
酒ができたあとに、食べる時間がつづく。※料理の組み合わせはイメージです。Illustration: YOMITABE

もう一つの豊明蔵では、音楽や落語などの催しが開かれる。

酒をつくる蔵。

酒を持ち帰る蔵。

酒と食べる蔵。

音を聴く蔵。

四つは、別々の施設というより、酒ができたあとの四つの続き方に見える。

1751年から酒をつくってきた場所が、完成した一本を送り出すだけでなく、その一本をどう持ち帰り、どう食べ、どんな時間の中に置くかまで残している。

酒ができた。

でも、酒蔵の話はまだ終わらない。

※飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。

AFTER THE STORY / YOMITABE SHELF

記事の向こうで、見つけたもの。

つくられた酒が、持ち帰る一本へ変わる。

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福寿 純米吟醸 ブルーボトル 720ml
この話から選んだもの神戸酒心館「福寿 純米吟醸 ブルーボトル 720ml」四つの蔵をつないだ一本を、自宅へ持ち帰る候補。
内容
720ml
種類
純米吟醸
注意
20歳未満の購入・飲酒不可
2026年9月20日確認。価格・送料・在庫・仕様は購入時にご確認ください。楽天市場で商品情報を見る
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