SHOP
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売場の色、その奥へ。
10月になると、かぼちゃは煮物やスープだけでなく、プリン、ケーキ、パンにも顔を出す。オレンジ色の飾りも増え、「かぼちゃ=ハロウィーン」という景色はすっかり見慣れたものになった。
それは売場の変化だと思っていた。ところが農林水産省の資料を読むと、ハロウィーンは畑の側にも影響を与えている。
FIELD
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食べ方が、品種を選ぶ。
資料では、近年、ハロウィーンのスイーツ向けにかぼちゃの需要が伸び、菓子に使いやすい、ほくほくした食感の品種を求める声があるとしている。毎年10月にかぼちゃを使う菓子や料理が増えれば、つくる側にも「どんなかぼちゃがほしいか」という注文が生まれる。季節行事が売場を変え、その需要が品種の話へつながっている。
かぼちゃには甘みや食感だけでなく、加工のしやすさ、収穫時期、保存性など、用途によってさまざまな条件が求められる。店頭の一個の後ろには、食べ方から逆算された選択がある。
SUPPLY
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季節を、海がつなぐ。
さらに、日本のかぼちゃは国産だけで一年中まかなわれているわけではない。農林水産省の資料では、国内産が少なくなる時期をニュージーランドやメキシコなどからの輸入品が補っている。
「10月にかぼちゃを食べる」という一見単純なことも、畑の季節だけで決まっているわけではない。行事があり、菓子があり、需要が生まれ、生産や輸入が動く。
PORT
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売場の先に、港が見える。
ハロウィーンのオレンジ色をたどっていくと、売場の奥に畑があり、その先には港まで見えてくる。
✑ こなゆら
