01 / 04OPENING
ちょっと待つ。
かぼちゃとチョコレート。
10月なら、まあ分かる。
ハロウィーンだし。
でも、ちょっと待つ。
ダンデライオン・チョコレートが10月1日から出す「パンプキンホットチョコレート」は、チョコレートドリンクにかぼちゃ味を足した、というだけではないらしい。
02 / 04FOUR VOICES
全員、しゃべりそう。
使うのは、ほんのりスパイシーな風味を持つインド産カカオのチョコレート。
そこへ、かぼちゃペースト。
上にはカカオニブで香りをつけた生クリーム。
最後にシナモン。
……材料、多くない?
しかも全員、香りが強そうだ。
チョコレート。
かぼちゃ。
カカオニブ。
シナモン。
会議だったら、全員しゃべりそう。
なのに、一杯にする。
ここが気になる。
03 / 04FLAVOUR
秋の香りの中へ。
Bean to Barのチョコレートは、カカオ豆の産地による香りの違いを大切にする。ダンデライオン・チョコレートも、カカオ豆の生産者を訪れ、産地ごとの個性を引き出すことを掲げている。
そこへ「秋だから、かぼちゃ」。
季節限定ドリンクとしては自然だけれど、産地の個性を見せたいチョコレートに、別の季節素材を重ねるのは、少し大胆にも見える。
でも公式の説明を読むと、インド産カカオのスパイシーな風味を使っている。
あ。
シナモンがいる。
かぼちゃもいる。
もしかして、かぼちゃをチョコレートに合わせたというより、秋の香りの中へチョコレートを置いたのか。
そう考えると、少し景色が変わる。
04 / 04ONE CUP
同じテーブルにつく。
ハロウィーンだから、コウモリ型のクッキーも添える。
そこはちゃんとハロウィーン。
でも一杯の中では、
かぼちゃが飾りではなく、チョコレートと同じテーブルについている。
かぼちゃは、チョコレートの季節になれるか。
10月31日まで。
答えを出すには、ひと月しかない。
✑ ふいろ
