お米売場で、見つける。
新米。
あ。
今年も来た。
いつものコシヒカリ。いつもの5kg。なのに、この二文字がつくだけで急に気になる。
なんで?
去年のお米だって、ちゃんとお米なのに。
パンに「新小麦!」って大きく書いてあるのは、あまり見ない。豆腐もそう。
米だけ、毎年かなり堂々と「新しくなりました」と言ってくる。
いや、米が言ってるわけじゃないか。
こっちが勝手に反応している。
ごはんは一年中食べる。
朝も昼も夜も。
でも田んぼでは、春に植えて、夏に育って、秋に刈る。
当たり前なのに、茶碗に入るとその時間が見えなくなる。
新米を炊く日を思い浮かべる。
ふたを開ける。
湯気。

最初の一杯は、何ものせない。
ひと口。
・・・・・・今年のお米だ。
味の感想として変じゃない?
甘い、とか。もちもち、とかじゃなくて、今年。
でも、たぶんそれがうれしい。
さて、二杯目。
明太子、のせようかな。